ベンチャーに行ってよかったこと
社長にプレゼンして了承された新規事業の実現性を試すために、アライアンスを組みたいと考えている企業にコンタクトをしている。アポイントを取ると、ベンチャー企業の創業者とか上場企業の役員とか、前職では絶対に会えなかっただろうなって人たちに会えるようになった。
大企業時代は、まず飛び込みで自分の企画を持ち込むなんてこと考えもしなかった。まずは、社内で提案して、アイデアを潰すのが仕事みたいな人たちにボコボコにされて、当たり障りのない案になって、外にアイデアを出す前に終わっていた。
今は待ってても仕事が来ない。自分で動いて仕事を作らないと仕事がない。自分でビジネス作るんだ、自分の事業企画に会社から出資してもらうんだ、会社が出してくれないなら、投資家に投資してもらうんだくらいの勢いで仕事を考えている。意識がだいぶ変わった。大企業なら、こんな考えになって、実際裁量を持って動けるのは、後10年以上年取らなきゃいけない。
新しい環境に飛び込んで、失うものも多かったけど、生きて仕事をしている実感を得られたので本当に良かった。