いつまで大企業で消耗してんの?

転職成功までのプロセス、転職エージェントの感想、30代での転職の苦労、キャリア感、大企業から脱出する心構え、その他諸々について書いています。 新卒で専門商社(3年)→財閥系一部上場メーカー(9年)→ベンチャー

自分語り12 嫁と出会って結婚した話

今の嫁と出会ったのもなかなか運命的だったと思っている。転職して当時付き合っていた彼女と遠距離恋愛になって、そのうち別れてしまった。その後、寂しくなって合コンに通いだす。実家に帰ったので、周りには高校の友達が沢山いた。高校の同級生の間で合コンが流行っていて、レギュラーメンバーは年100回以上合コンをしていた。私はサブメンバーとして合コンに参戦するようになった。

非リアな生活をしていた私はどうしても合コンの空気に馴染めなくていつも失敗していた。レギュラーメンバーはイケメンでもないのに、いつも女を持ち帰っていて、この差はなんなんだと思っていた。聞いてみるとそいつは合コンを成功させるために並並ならぬ努力をしていることがわかった。例えば、合コンメンバーで共有する合コン日誌があって、そこには毎試合のメンバー、流れ、性行率、よかった点、悪かった点が事細かに記録されている。それを100回以上積み重ねていた。

私は年間100回も合コンする気力もないし、セフレより彼女が欲しかったので、数回に一回当たればいいと思っていて、あまり探求しなかった。

2年くらい合コンに出席し続けたけど、全く彼女はできなかった。いいなと思った子が何人かいたけど、全部振られた。何度も何度も合コンで振られるともうダメだという気持ちになってきた。自分は一生彼女できないと諦め始めた頃にhttp://anond.hatelabo.jp/20080728205902を見て、自分も仙人になろうと決意した。

決意して数ヶ月後、ふと以前合コンで知り合った女の子のことを思い出した。定期的にメールで連絡を取り合ってた子だ。久しぶりとメールをしたら飲みに行こうということになって、何人かで飲みに行くことになった。合コンってやつだね。そこに来たのが今の嫁。いつのまにか結婚していた。

全てを諦めて1人で生きて行こうと思った時に結婚相手に出会う。人生とはそんなものなのかもしれないねってことを書きたかった。

転職して横浜の実家に戻って来た時は2007年だった。当時はmixiが流行ってて、mixiで同級生と久しぶりに繋がっていたりしていた。私もmixiに自分の履歴を乗せていた。ある時に小学校の同級生の女の子から連絡があった。ちょうど実家に戻ったばかりで暇だったので、同級生と会うことにした。同級生は仲の良かった友達も連れて来ていて、3人で再開した。その後もちょくちょく3人であって、合コンしたりなんかもした。

その同級生の高校時代の友達の友達が今の嫁を紹介しくれた。というわけで、いろんな偶然が重ならなければ今の嫁に会ってなかったので面白いね。

mixiをしていなければ、小学校の同級生と再開していなければ、そもそも転職してなければ、出会うことはなかった。また、合コンで消耗してもう1人で生きて仙人になろうと決意しなければ、今の嫁と結婚するような付き合いができていなかったかもしれない。逆に中途半端に彼女ができてしまったら、1人になるのが怖くて別れたくなくて妥協して結婚していたかもしれない。

準備が出来た時に時期が来るんだと思う。