いつまで大企業で消耗してんの?

転職成功までのプロセス、転職エージェントの感想、30代での転職の苦労、キャリア感、大企業から脱出する心構え、その他諸々について書いています。 新卒で専門商社(3年)→財閥系一部上場メーカー(9年)→ベンチャー

まだ大企業で消耗してるの?

現在所属している企業はいわゆる大企業と言われる会社。1万人くらい従業員がいる。そんな中で30代半ばまで働いて来た。大企業だけあって超安定している。この環境から一気に100分の1くらいの規模のベンチャーに行くので、気持ちを変えないとやっていけないと思っている。


仕事できなくて、飼い殺されても年収1000万以上のおっさんとかがいっぱいいる。私も普通に生きていけば後数年で年収1000万超えて、定年まで安定した生活を保障されている。


転職を考えた理由はこの状況を変えたいと思ったから。頭を整理するために私が辞めたいと思った理由を書いていこうと思う。

1.部下から部下として扱われる上司

自分の上司は仕事ができなく、出世に遅れて、やる気を無くしてしまった無気力なおじさんだった。上司として当てがわれていたけど、何も判断しないしマネジメントもしないで、相談ばかりしてくるので部下だと思って接して来た。
しかしおっさんの部下である限り自分が提案した仕事はチームの仕事ととして扱われる。働かない(能力的に働けない)おっさんを養ってる気がして嫌になった。

またこんなおっさんの下につけられていることから、会社からの自分の評価が低いのではないのかって懸念を持った。
こんな人の下だから判断できる部下をつけているって前向きな考えをしたんだけど、じゃあ俺の部下に降格させろよと思ってた。これができないのが年功序列の弊害なんだろう。


全てを諦めて、毎日定時に帰って、年収1000万円もらえる生活ってのは見方によっては恵まれてるかもしれない。自分も気をぬくとこんなおっさんになってしまうと思うと怖くなった。

2.フリーライドしてくる先輩

色々アイデアを出す仕事だったんだけど、自分が必死に考えたり、足を使って集めた情報から戦略っていたら、それにフリーライドしてくるやつもいた。


0から1を作るところが一番苦しいんだけど、そこは何もしない。人が苦労して0から1にしたものを横取りして1から10にしようとする。


こういう人は、こうやって10年以上生きてるので、人のアイデアをパクって主導権を握って面白い部分だけ持って行くのに長けている。いつの間にか面白いところだけ持って行かれてたりする。

3.意思決定ができるのは45歳過ぎてから

国内・海外のベンチャーと仕事をして来たんだけど、私の同年代の社員は一つの事業に意思決定ができる立場だった。特に中国の新興企業なんて、ものすごく若い人が意志決定を任されてた。私は意思決定するために、書類に判子が5個くらい必要だった。

4.本当に経営できる人がいない

ぬるい環境で育って来た人が順番に偉くなるので、本当に経営判断ができる人が上にいない。役員の話を聞いてても、おじさんが経営ごっこしているようにしか感じない。


こう書いていると私はぬるい環境が嫌なんだな。今すぐ本当のビジネスをしたいんだと思う。魂が燃えるような、時間を忘れて打ち込める仕事がしたいんだな。