いつまで大企業で消耗してんの?

転職成功までのプロセス、転職エージェントの感想、30代での転職の苦労、キャリア感、大企業から脱出する心構え、その他諸々について書いています。 新卒で専門商社(3年)→財閥系一部上場メーカー(9年)→ベンチャー

小さな会社だからできること

小さな会社で前例がないので、提案したことは大抵出来る。こう言う顧客に仮設段階だけど、こう言う仕掛けをして見たいとか言うと大抵やってみようと言ってもらえる。

前の大企業だと、抵抗勢力みたいなやつがいて、これを確認したのかとか、誰々の許可とったのかとか、色々言われて社内調整で時間を使って、途中で面倒になって挫折してしまうって事が良くあった。

大企業だと、チャレンジするより失敗しないことが大事なので、新しいことにあれこれ文句言って慎重にしてるっぽく振舞ってる人の方が、考えてるなって評価される傾向が高くて、取り敢えずチャレンジしようって気持ちより、とりあえず否定しようって気持ちが強くなるんだと思う。チャレンジするより、チャレンジ精神を否定してリスクをドヤ顔で指摘する方ができる奴っぽく思われる。

あと、そう言う失敗しないで行きて来た人の方が評価されていいポジョンにいることが多いから、何かやろうとしたらそう言う人に話を通さなきゃいけなくなる。

今の会社なら付き合うのもシードとかシリーズAとかのベンチャーなので仮説段階の話を持ってっても聞いてもらえることが多い。大企業同士だと相手も保守的だからこうは行かない。

こんな大企業で感じた不満を全て解消するほど自由にチャレンジングな仕事をしたいと思う。いい仕事に着けて幸せだな。イントレプレナーとして動き回りたい。

経営パワーの危機を読んだ

MBAに入学する前に読んでた本。今の会社に入り社長にレポートするようになって、経営者の視点でビジネスを考えなきゃいけないと考えて読み始めた。

最初にこの本を読んだのは30代の前半だった。この本の主人公は36,7歳で子会社の社長について、経営者として鍛えられる。当初は、まだまだ先の話だと思ってたけど、30代後半に入ってしまった今の私にはぴったりだった。

この本ではしきりに30代で経営者としての経験を積んで苦労して乗り越えることが、その後のキャリアに重要だと書かれている。日本の大企業の30代は課長補佐とか課長とか経営者から程遠い立場で、社内調整に力を取られて、本当のキャリアを詰めない。

大企業に勤めていた経験からすると、その通りだと思う。どんな優秀な人でも、年功序列の壁を乗り越えていきなり事業をみるなんて経験はできなくて、中堅として社内調整とか関係者をうごかすための根回しとかに多大な労力を使っていた。

年功序列で偉くなった、引退間際の事業のトップから出された指示を受けた部長から、また指示を受けて、それを着実に実行するのが仕事みたいな人ばかりだった。そして30代後半から40代半ばを過ごしていく。その割にはトップからはオーナーシップを持てとか言われる。オーナーシップを持てる環境を与えられてもいないのに。そんな矛盾を感じながら、どうでもいいやと思って、目の前の仕事に忙殺される。

私は、設立まもない会社に転職して、事業を作ることができる立場にいる。社長にプランを提案できる立場にいるし、アントレプレナーに会うことも多くなって経営者の視点でビジネスを考えることができるようになった。

安定は捨てたが、自分の力を高めるチャンスを手に入れることができた。折り返した30代を悔いなく過ごせるように仕事に燃えようと思う。

最近仕事をしてて思うんだけど、一からビジネスを生み出す環境にいるので、何をしてもいいはずで、逆になんでもチャレンジできることには自発的にチャレンジしていかなければいけないのに、昔の癖で誰かにこれでいいのか確認したくなってしまう。正解なんて誰も知らないし、マニュアルがあるわけでもない、失敗しない人が偉くなる会社でもなくて、自分で成功しなければ会社がなくなるかもしれないんだから、自由に起業家のように動こうと思う。

大企業からベンチャーに転職して良かったこと

ベンチャーに転職して半月経ったので考えていることを書いてみる。

経営者と直接話ができる

先日社長に呼ばれて、私が担当するミッションの進捗を直接レポートするように言われた。プレッシャーはあるが、こういう仕事をしたくて大企業をやめたので一つ夢が叶った。前の大企業で社長と直接会話したのは約10年で2秒くらいなので、ものすごい変化だ。

アントレプレナーと交渉できる

付き合う相手もベンチャー企業が多くて、有名なベンチャーの社長に会って交渉の進め方とかを間近でみることができる。今までは大企業の担当者として、大企業の担当者に会うことが多かった。どんな大企業の人でも所詮はサラリーマンで、起業家とは違う。起業家と対等に話をできるように自分も成長しなければいけないと感じる。

心が変わった

自分次第で会社の将来が変わるという気持ちになった。自分がやらなければ未来がないので、安定感は無くなったけど、安定のために生きているわけじゃない。今ままで土日は休む日だったけど、土日も家で仕事をしている。いやいや仕事をしてるのではなくて、仕事が楽しくて仕方ないという気持ちになった。そのうち壁にぶち当たるかもしれないけど、熱狂があればやっていけるという確信がある。新しいことを生み出すのは、1人の孤独な熱狂である。

そんな感じ。じゃあの。

プロパンガスが高い

地方に引越して来て都市ガスからプロパンガスになった。プロパンガスの請求が来たんだけど鬼の様に高くてびっくりした。

調べてみるとプロパンガスって中間マージンが乗ったり、輸送コストがかかるし、自由競争で事業者が価格を決められるから高くなるんだね。

東京では3千円くらいだったガス料金が3倍くらいになりそう。

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うちは集合住宅なので、多分プロパンガス会社がガスの供給設備を提供していて、管理会社と結託しているのでガス会社を選べないんだと思う。

とはいえ交渉はできるようなので、管理会社やガス会社と交渉してみようと思う。

自分語り18 第一回転職活動期

第一回目の転職活動はMBA2年目の在学中に始めた。時間もできたし、MBAで学んだ理論やフレームワークを実務で使いたいと思ったから。実際の仕事では、故障者として緩い仕事をしていて、それが不満でもあった。仕事が忙しいのは別にストレスではない。社内でパワハラされたり、自分を否定されることが辛かったので、それさえなければ大丈夫だと思っていた。上司に相談しても仕事は増やしてもらえなかった。

このまま燻って貴重な30代を過ごすのは耐えきれないと思った。この会社で働かせてもらえないなら会社を変えようと考えるようになった。

初回の転職の時からリクナビに登録していたのでリクナビで再度職探しを始めた。そのほか、リクルートエージェントと@typeに登録した。@typeでは、IT系の企業を紹介してもらっていた。メーカーからIT系のベンチャーに転職したいと考えていて、@typeにもそのような企業の紹介を依頼していた。

当時私は33-4歳くらいで、@typeのエージェントは20代半ばくらいのマン毛も生え揃ってないようなお姉ちゃんだった。IT系のベンチャーに転職したい旨を伝えると、30代って物覚えも悪くなるし、新しい仕事できないって思われるんですよって説得された。悪気はなかったんだろうけど、まだまだやれると思っていたのでショッキングだった。

結局35歳超えても異業種に転職できたので、あのお姉さんにはいつかこのブログを見てもらって考えを改めてもらいたい。

この時はIT企業と外資系企業と大手企業をいくつも受けた。で何社も落ちたけど、いろんな会社に面接に行って、話を聞くことができたのはいい経験だった。

転職活動中20社くらいに面接に行って、1社外資の調査会社の営業職で内定をもらった。日本法人を立ち上げたばかりで、急成長している企業だった。仕事は面白そうで、給料も良かった。が、給料が歩合制だったり、退職金制度がなかったり、など福利厚生面で当時の財閥系企業と差が大きかった。

生活と将来を保証された財閥系企業から、成果主義外資系企業に移ることの変化の大きさに萎縮してしまい、内定を辞退した。今思うと本当に転職する覚悟がなかったんだと思う。

しかし、外資系企業から内定をもらえたことで自信が持てるようになった。そのうちどこかの企業に入れると考えるようになった。一方、転職を真面目に考えるようになり、財閥系企業の良さもわかるようになってきた。安定していて、福利厚生が手厚くて、リストラはほとんどなくて、年功序列で徐々に偉くなれる。問題は、今の仕事がつまらないだけなので、今の会社で違う仕事をさせてもらえないか、もっとやりがいのある仕事をさせてもらえないか交渉することにした。

部門長に話を時間をもらって話をした。話がこじれるようなら会社を辞めてもいいという覚悟で話をした。部門長からは、カウンセラーと相談して、仕事の負荷を増やしてもいいと判断されたら、考えるといわれた。

そこでまたカウンセラーにアポを取って相談しに行った。状況を伝えて、仕事の負荷を増やしていいか判断して欲しいと依頼した。カウンセラーの判断は問題ないとのことだった。上司や人事向けにコメントをメールでもらって、会社に提出した。

それを元に私は海外営業として現場に復帰することができた。この仕事は面白そうだったので、転職活動はやめることにした。こうして私は財閥系企業にもう少し残ることにした。

カーディーラー

三連休最終日もカーディーラー巡り。ホンダ→マツダ→日産と巡った。

何社もディーラーを回っていると各社の違いが見えてきて面白い。

トヨタ→ラインナップが幅広い。ファミリーカーからSUVまで選択肢が豊富。ハイブリッド車で先行しているのでハイブリッドの選択肢も豊富。値引きの話はなかった。

ホンダ→トヨタに似ているけど、走り性能とか乗り心地とかにこだわりを持っている感じ。多少値引きもしてくれた。しかし、ディーラーにあまりマージンがないらしく、踏み込んだ価格は出てこなかった。

日産→値引が一番多かった。とにかく頑張るから買ってって感じだった。

マツダ→高級感がある。車もこだわって作っているので、カタログスペックで決めるのではなく、乗って決めて欲しいとのことで、試乗を勧められた。営業の話を聞いていると乗りたくなってきたけど、時間がないので来週にアポを取った。

一番面白かったのはマツダ。他のディーラーとは競争の軸が違うんだと思った。高級感、乗り心地を前面に出していて、店の作りも営業の対応にもポリシーを感じた。しかし、家族持ちでできるだけ安く車を買いたい私にはあまり居心地のいい空間ではなかった。独身で自由になるお金が多い時代ならマツダを選んでたかも。

ディーラー巡りをして、売り方とかブランドとかの勉強になった。いい1日だった。

大企業を辞める前にやっておくことーローン編ー

この三連休は車を買うためにディーラーを回っている。
ローンを組む予定なんだけど、今の会社で働き始めたばかりなので、審査が通らないかもしれないといわれた。

ローンの審査って勤続年数が聞いてくるらしい。
今まで気にしたことがなかったけど、大手からベンチャーへの転職ってこういうことがあるんだね。

なので大企業を辞める前にローンを組んでおくのがいいらしい。
以前の会社なら名前を出しただけでどんなローンでも組めたんだけど。

転職前にローン組むときに条件が不利になるよなって考えはあったけど、
ローン組むために生きてるわけじゃないし、魂が燃える仕事をする方が大切だ。

結局、ローン組めないかもって脅されたけど、確認してもらったらなんとかなったので良かった。